原状回復工事とは、何だろうと思う方もいらっしゃるでしょう。
原状回復工事
国語辞書によりますと、
原状回復 げんじょう‐かいふく
ある事情によってもたらされた現在の状態を、本来の状態に戻すこと。
例えば、契約を解除した場合、契約締結以前の状態に回復させること。
と説明がされています。
今回のような工事の場合では、賃貸契約締結時の内容により多少の違いがありますが、その物件を借りた借主側が、物件を使用するために追加設置をした、
- コンセントなどの電気設備、OAケーブルなどの通信設備、水道設備、ガス設備
- 石膏ボードやパーティションなどの間仕切り
などを全て撤去をして、契約以前の状態に戻して貸主に返すことです。
原状回復工事の業者
その原状回復工事を行なうことができる業者としては、
- 建設会社や工務店
- 専門工事業者
- 原状回復(特化型)会社
が挙げられます。
建設会社や工務店
建設会社や工務店の場合では、自社で一貫して作業を行なうわけでは無く、
下請け業者への外注となるためにコストも高くなりがちで、支払う金額についても高額となります。
専門工事業者
専門工事業者の場合は、中間のコストが少ないので支払金額については安くなりますが、電気工事業者や通信工事業者、水道工事業者などの専門業者毎に依頼が必要となるうえ、工事が重なる繁忙期では、作業の遅延の発生が起きやすいです。
原状回復(特化型)会社
原状回復(特化型)会社の場合では、作業に当たる従業員が電気なら電気だけと、ひとつ分野の作業だけではなく、電気設備や通信設備など複数の分野の作業を行なうことができるので、支払う金額も安価なうえに、作業日数も短く済みます。
また、作業により発生した廃棄物の処分についても、自社や提携先処理業者により行える会社もいます。
高崎施設工業では、設備の撤去工事からその後の清掃作業、廃棄物処分までを行なうこと可能となっています。